労働契約法(中国)施行その3

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労働契約法(中国)施行その3

3日前からこのシリーズを書き始めてますが、
アクセスがちょっと良くなってます。


やっぱりみなさん、特に中国ビジネスに関わる方に
とっては気になるところなんでしょうか。

不思議なんですけど、ニーズの高い記事を書くと
やっぱりアクセスって集まるものなんでしょうか?

何を今さら、って感じかもしれませんが、
どこからアクセスは集まるのでしょう?

検索から?ブログランキングから?
ブログランキングで新着記事のタイトルを見て
クリックしてくれる、というのはなんとなく分かりますね。


では検索は?「中国 労働契約法」というワードで
検索する人がけっこういて、この記事が上位に
表示されないとアクセスは増えませんよね。

調べてみましょう。


FC2のアクセス解析を一応使ってるのです。
このテーマの連載は7日からはじめてるので、
どんなワードで検索され、このブログにたどり着いているか
並べてみましょう。


7日 人材紹介、中国、新卒など
8日 上海、日本語教師、求人、料理、変化、ブリッジSE、帰国など
9日 上海、中国、ブリッジSE、帰国など



……って感じで、「労働契約法」というワードはないんです。
不思議です。。。アクセスが上がったのはたまたまなんでしょうか?


まあそれは置いといて。



というわけで労働契約法(中国)施行その3です。

過去の記事はこちらです。
労働契約法(中国)施行その1(セミナー花ざかり!)
労働契約法(中国)施行その2(経済補償金について)


前回は、この法律の施行により使用者(企業)にとって
3つの影響があるという話をしました。


①コストの増大
②リスクの増大
③採用難の恐れ


①の説明で、「経済補償金」の話をしたんでしたね。
詳しくは前回の記事をご参照ください。



引き続き①コストの増大というお話をします。

今回の法律により、「居座りリスク」が発生します。


どういうことかというと、基本的に中国の労働契約は
「有期雇用」が一般的でした。今までは。

○○年○月○日から△年△月△日まで

という期間が定めてあるのが普通なのです。
日本の契約社員と同じですね。

日本の正社員にあたる、期間の定めのない雇用(無期雇用)は
珍しいのです。


しかし、労働契約法には以下の規定があります。

同一労働者と有期雇用を締結できるのは2回まで。
3回目の契約は無期雇用(第14条)

また、
勤続10年以上の労働者は必ず無期雇用(同)

※ともに、労働者が有期雇用を望んだ場合はそれでもOKです


簡単にいうと、勤続年数が長くなる傾向が生じるかもしれない
ということ。
勤続年数が長くなると、前回説明した「経済補償金」の額が
それにつれて増えますから、コストが増えるわけですね。


契約期間満了時に退職を促すのであれば、労働者も
それなりに納得しやすいですから各種リスクは抑えられる
でしょうが、

無期雇用となってしまえば、辞めてもらいたくなったら
契約期間中の解雇となりますから、トラブルがおきやすい
のは目に見えています。


ちなみに、労働者が契約期間中に退職したいと思ったときは、
使用者(企業)と協議して合意するか(36条※)、または30日前までに
書面で通知すれば違約金などはなしに契約を解除できる(37条)
ことになっています。


※使用者(企業)側から解除を申し出た場合、労働者が合意しても
 経済補償金を支払う必要があります(46条)


なお、この「無期雇用」転換の規定をとり上げて、
「中国で終身雇用がはじまる」などという切り口で発表された
報道がいくつかありますが、終身雇用にはならないでしょう。

日本の終身雇用は雇用期間の定めの有無のみによって成立した
ものではないでしょうし(というか終身で雇用したかったから
無期にした、というのが正しいのでは。原因と結果が逆ですね)、


労働者にしてみれば「定年までずっと同じ会社?冗談じゃねぇよ」
という気持ちだと思います。とくに若い人は。


法施行を主導した政府としても、終身雇用うんぬんや、
なるべく雇用を長期化・安定化させたいという意図はもちろんですが、

それよりもむしろ使用者の恣意や気まぐれで安易に
クビを切れないようにしたい(社会の不安定要因排除のため)
という動機のほうが強い気がします。



コスト増大についてはこんな感じでしょうか。今日はこの辺にしておきましょう。
次回は、②リスク増大について書いてみたいと思います。

おつき合いありがとうございました。

労働契約法(中国)施行その1(セミナー花ざかり!)
労働契約法(中国)施行その2(経済補償金について)

労働契約法(中国)施行その4(雇用リスク増大)
労働契約法(中国)施行のその5(採用の難化)
労働契約法(中国)施行の最終回(派遣事業は流行るのか?)


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 相互リンクどうもありがとうございました。
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2006年3月より上海に滞在。留学→ライター→現地採用を経て、2007年8月にぶりコム【ブリッジSE.com】を設立。唯一・最大のブリッジSE転職サイトに育て上げるため奮闘中。

まだまだ若造、かつビジネス自体もちっちゃなちっちゃな感じですが、以下のような理念をかかげることといたいました。


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