よい人材は育てるのか?獲ってくるのか?
上海で人材紹介はじめました。
私は上海で人材紹介事業をやっています。
IT業界に特化していますが、ひとくちにITと言っても
もちろん一枚岩ではありませんよね。
ぶりコムとはブリッジSE.comの略称で、
我ながら悪くない響きだと思っていますが^^;
それは置いといて、
いわゆるブリッジSEに特化します、とうたっているわけです。
これはこれでそれなりのインパクトがあり、営業的には
よい効果があるのですが、その実、ブリッジSEのみを
扱っているわけではなく、日本語のできるPGだったり、
ネットワーク人材だったりもご紹介しています。
ブリッジSEだと、日本滞在経験が数年あって、当然日本語はビジネスレベル、
日本風の仕事の進め方にも慣れている、というのが必須。
つまり、すでにその仕事をできるレベルの人を獲ってくる
というのが普通になるのです。
人材事業というのはこういうもんか、と思っていたら、
けっこうそうでもない分野もあるものです。
つまり、求めるレベルには少し足りないけど、育ててやろう、
という分野もあり得るのです。
たとえば、日本語のできるネットワーク人材というのは
上海では非常に足りなく、
日本語がまだまだ、または技術レベルがちょっと、
という人材でもあっさり決まってしまったりします。
足りないから、育ててやろうということになるんですね。
でも、足りないんならスペックが不十分でも育ててくれるかというと、
そうでもない分野もあるんですね。むずかしいところです。
同じソフトウェアでも、PCの上で動く、いわゆる業務システムと
PC以外の、たとえば家電に組み込まれているソフト、組み込み系と
いいますが、それでは随分違う仕事になるそうです。
それで、組込み系のエンジニアは日本で10万人も足りてない、
と言われているんですが、だからといって日本語が十分でない
中国人がほいっと入れるかというと、どうもそうでもない。
ある人が言うには、組込みはメーカーが自社の製品を開発するために
必要。だから納期や開発ペースは自分でコントロールできる。
それに対し、業務システムはお客さんがあっての仕事。
自社ではない、別の会社のために作るシステムだから納期が
厳しい。だから、少しスペックが弱い人材でも、現場に負担は
かかるが、育てながら使っていこう、という風になるのだそうです。
うーん、そうかも知れない。
人材事業としては、足りないんだからどんどん送り込める、
なんて思ってしまいがちですが、そういう、育てるというインセンティブが
働く分野かどうか、というのを見極めないと
なんだこんなのばっかり紹介しやがって
というハナシになりかねない。という教訓話です。
逆に考えると、
不足度
と
育てるつもり/必要がある?
という尺度でマトリックスにして、不足かつ育てるという分野が
一番アツいということになりますな。
さぁ、それはどんな人材か?というハナシですね。
それは……教えませーん
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2008年06月12日 人材・キャリア@中国・上海 コメント(0) トラックバック(0)